こんにちは、阿波むすめです。
現在、4歳と2歳の子を保育園に預けて、時短勤務で働いています。
正確には、働いていま「した」。上司と会社からパワハラを受けて適応障害になり、退職しました。
上司からの呼び出し
育休から復帰し、2年ほど時短勤務で働いていたある日のこと。
上司から個室に呼び出され、「あなたのことが問題となっている」と。
私の仕事は、相続に関する相談を電話やメールで受け、回答するというもの。
私が取る電話の本数が、他のメンバーより少ないことが、上層部から指摘されたらしいのです。
上司は突然キレる人なので、キレるモードに入っていることを察知した私は
落ち着いて対応し、電話数が少ない理由を説明しました。
・時短勤務であること(同部署で子育て中のメンバーは私だけ)
・子ども2人分の体調不良、保育園の行事があるため他の人より休暇が多いこと
・主任という立場から、受電数全体を増加させる企画に携わることも多く、電話対応に割く時間が他の人より少ないこと(受電数全体が増えると委託料が増えるシステム)
上司は一旦は納得し、その場は収束したかにみえました。
私の仕事や自己紹介はこちら↓
二度目の呼び出し、密室でパワハラ
しかし数日後また個室に呼び出され、今度は開口一番怒鳴られました。
「僕がヨソから文句言われないように、主任ならみんなより多く電話に出てよ!!!!」
どうやら、私を呼び出す前に上層部に呼び出され、そこで以前私が説明したことをうまく説明できなかったようなのです。
その腹いせに、いきなり怒鳴ってきました。
受電数を増やす企画とは何なのか、年度初めに立てる目標シートをもとに、進捗状況も細かに説明しました。
その上司と、さらに上司にも説明しましたが、全く聞く耳を持ってもらえなかったのです。
他のメンバーから、私の電話対応数が少ないと不満が出ているのかと質問しましたが、それは出ていないとのこと。
むしろ、企画やいろんなことを先行してやってくれているので助かっていると言っているらしいのに…。
年配の社員が多く、ExcelやPowerPointを使った資料作りも私が担うことがほとんどでした。
時短勤務や、子のための休暇は今後も変えられないので
企画などをしなくていいならその分電話は取れますと回答すると、いやそれはやれ、と。
それでも電話は他の人より多く出ろと。
どうやって?
なんのために?
受電数全体を増やせば委託元からの委託料が増えるので、会社の利益に繋がりますが
かかってきた電話をみんなで奪い合っても、利益は1円も増えません。
私は前者を努力し結果も出してきたのに、後者で足元を見られ、無理難題を突き付けられました。
上司は他にも、取ってつけたような私の問題をあげてきました。
まったくいわれのない言いがかりでした。
適応障害と診断
個室から出て、なんとか心を落ち着けようと着席しましたが
時間が経てば経つほど悔しくて、勤務中でしたが涙が止まりませんでした。
帰り道も電車の中で泣きながら夫にLINEしていたのを覚えています。
帰宅後も、子どもたちの前で号泣しました。
その後しばらく、食欲不振・不眠・過呼吸に苦しむ日々。
心療内科に行くと「適応障害」と診断され、2か月間休職し、退職を決意しました。
退職への決意
この仕事は大好きだったし、40歳で正社員を辞めることの恐怖、幼児2人抱えて時短勤務での転職が叶うかという不安、とても悩みました。
労働案件を扱う弁護士の友人に相談したところ、
「はっきり言ってそれは労働事件だから、労働局にいくと会社に言えばいいよ。企業が一番嫌がるのって労働局だから。」とアドバイスをもらいました。
それらに費やす時間と労力がもったいないと感じたので結果的には労働局に行きませんでしたが
何らかの形で会社と上司に痛みを与えたい思いがあり
休職中、人事部長からパワハラをした彼らに注意しようかと提案してきたので、こんなLINEを送りました。
(上司A…私を怒鳴りつけた直属の上司。上司B・C…上層部)

彼らはいつも、社長からの評価ばかり気にして、それにより部下へのパワハラが横行していたので
弁護士とも相談し、このようなLINEを送りました。
人事からは検討しますという返事がきたまま、1週間経っても音沙汰がなかったので進捗をきくと
いま検討しています、という返事のみでした。
結局人事も社長に怯えて、何も言い出せないんですよね。
もうこの会社では希望が持てないと判断し、その後、退職を申し出ました。
退職への後悔
退職して2か月経ち、やっと記事にできるまでに気持ちが回復してきましたが
思い出すと悔しくてたまりません。
子どもを保育園に預けたかったので、慌てて転職した結果、退職したことをすごく後悔しています。
(この件はまた後日書きます)
それでも、この経験に、現状に、きっと意味があると思いたい。
ありがたいことに、元同僚の数人が、私の退職にショックを受けて連絡をしてくれました。
今日、その人たちと会う予定です。
40歳でも、子持ちでも、いや、だからこそ自分のペースで生きていこうと思います。
この記事が、職場復帰して悶々としている方たちにすこしでも寄り添えていますように。
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