阿波むすめの子育てブログ in TOKYO
新米ママに寄り添う「こんなときどうする?」を届ける、リアル体験記
お金・仕事

「出産前に引っ越すべき?」1LDK賃貸に住み続けることを選んだ夫婦のはなし

こんにちは、阿波むすめです。

今日は出産前に引っ越すべきか?についてお話ししたいと思います。

新米パパ

子どもが生まれたら物が増えるし、子どもが寝るスペースも必要。

今の家じゃ手狭になるから広い家に引っ越さなきゃ!

よっぽど広い家に住んでいない限り、子どもができたら必ずと言っていいほど通る道ではないでしょうか。

私たち夫婦も通りました。そして、その道のすぐ先にある

新米パパ

どうせなら、マイホーム買うか!

も例外なく通りました。4軒、内見もしました。でも私たちは

「買わないで、今の賃貸に住み続ける」ことにしました。

今では「一生賃貸がいいかも」と思っています。

”子どもが生まれるからマイホームを買う”

一見ふつうの選択肢を、私たち夫婦がなぜ選ばなかったのか。

その理由をお話ししたいと思います。

「マイホーム購入」が選択肢に浮かぶ理由

子どもができたタイミングで広い家に引っ越すというのは、「今の家じゃ手狭」という理由から、当然に出てくる選択肢です。

でもなぜ「どうせなら買っちゃうか」が上乗せして選択肢に出てくるんでしょうか?

その理由は以下の2つにあるのではと思っています。

「夢のマイホーム」が目の前にある興奮

子どもの頃から、テレビやマンガで刷り込まれてきたキーワード「夢のマイホーム」。

”就職して、結婚して、子どもが生まれて、マイホーム買って・・・” 

ひと昔前の王道だった幸せのルート。

その夢が、手を伸ばせば届きそうなところにある。

「私ついに、家買っちゃうの?🤩」と、

急に人生が加速した気がして大興奮しました。

阿波むすめ

幸せの王道が私の幸せと思い込んでいたな~と記事を書いている今は冷静に振り返っていますが

当時は舞い上がっていました💦

「ローンを組むなら早い方がいい」という焦り

もう一つの理由が、住宅ローン。

家を買うとき、15~35年のローンを組むのが主流です。

私たち夫婦も、住みたい家を探すとだいたい、最長の35年ローンじゃないと難しかったです😅

当時、夫34歳・私35歳。

「ローンを組むなら今だ」と頭をよぎりました。

「ローンを組むなら今」が「今家を買えってこと」に

脳内で勝手に変換されていたんです。

阿波むすめ

誰から急かされているわけでもないのに、「今買わなきゃいけない」と焦る夫婦。

滑稽ですね…

私がマイホーム購入を立ち止まったきっかけ

4軒内見して、そのうち1軒の中古マンションがとっても素敵だったので、

仲介業者の方にはあとで連絡することにして、一旦帰宅し夫と話し合いました。

いや、話し合ってはなかったです。お互い黙りこんで、

阿波むすめ

あそこに住みたい…でもちょっと予算オーバーかな…

でもめっちゃイイとこだったしな…

ローンの返済で大変になるかな…

イヤ、今買わないと…

ふたりとも、内心パニック。

そのパニックを隠すため、私は平静を装いお菓子を食べ、夫はソワソワと家の中を歩き回っていました。

その物件は人気があり、私たちの前後にも内見している人がいたので、返事を急いで、悩むこと1時間。

仲介業者さんに「さっきの物件、見積もり出してください」とお願いしました。

でも結果的に買わなかったのは、立ち止まるきっかけが4つあったからです。

今すぐ必要な経費=200万円をたたきつけられたとき

仲介業者に見積もりを出してもらったところ

物件価格 4200万 + リフォーム代 300万 に対し、初期費用が約400万かかると分かりました。

*初期費用についてはSUUMOサイトにわかりやすい解説があります。

事前の下調べで、初期費用は物件価格の10%はみておいたほがいいということは分かっていましたが

阿波むすめ

登記費用とかは100万もしないだろうから払えるし、いま払えない分はローン組んじゃえ♪

と、ろくに計算もせず、軽く考えていたのです。

買うなら手付金200万を今すぐ払わなくちゃいけないとそこで初めて知りました。

仲介業者さん

中古マンションの売主は、通常すでに新しい家を買っています。

なのでできるだけ早く、かつ、確実に売りたいので

「やっぱやーめた」とされないために、買主の本気度をみせる手付金が契約時に必要なんです。

阿波むすめ

いくらぐらい払うもんなんですか…?

仲介業者さん

最低でも100万ですね。

すでにさっき内見した方が申し込まれているので…

逆に、いくらまでなら払えますか?

阿波むすめ

200万なら…

と、見栄を張って答えてしまいました。

仲介業者の手だったかもしれませんが、いずれ必要になるお金。

まだ貯蓄をし始めて間もないころでしたが、「かき集めればなんとかなるだろ」と思い、即答してしまったのです。

実際、かき集めれば200万はありました。でもそれは、本当にかき集めた状態。

つまり手付金を払ったら、生活防衛資金(3~6か月分の生活費)には手をつけずに済むものの、メインの貯蓄はほぼスッカラカン。

阿波むすめ

そんな一瞬で、綱渡り状態になってしまっていいの…?

病気とか事故とか、何かあったらどうするの…?

そしてさらに引っ越し代がかかり、部屋数が増えるからカーテンも買い足したり、エアコンを買ったり…

なんだかんだお金がかかります。

阿波むすめ

スッカラカンになってまで、買うべきなんだろうか?

夢のマイホーム購入は、本当に私の夢なんだろうか?

と、違和感を覚え始めました。

月々の支払額

もう一つ大きくのしかかったのが、月々の支払額。

住宅ローン返済12万
管理費1万2,000
修繕積立金1万8,000
合計15万

今の家賃が、13万7,000円

+1万3,000円。

払えないことはないけど、スッカラカンの状態で払っていかないといけない金額。

たぶんこれ、月々の返済に追われて、今までどおりの貯蓄ができない。

阿波むすめ

そんなひっ迫した状態を、70歳まで続けるのか・・・

それって私ホントに幸せなのかな?

ますます違和感を覚え始めたのです。

仲介業者さんの前では「払え・・・ます」と夫婦でアイコンタクトをとって答えましたが

「実はあのとき不安だったよね」と、あとで白状しあいました。

父の反対

だんだんと違和感を感じてきたので、私は父に相談しました。

父は徳島の田舎育ちで、”就職→結婚→子ども→マイホーム購入”の王道を歩いてきた人です。その父が

阿波の父

今は買うタイミングではないな

と即反対したのです。驚きました。理由を聞くと

阿波の父

まだ子どもが生まれてきていない今は、先のことが読めなさすぎる。

保育園も希望のところに入れるか分からない。

生まれてきた子どもが病気で、しょっちゅう専門の病院に通わないといけないかもしれない。

そんな未知数のかたまりの現時点で家を買ってしまったら、引っ越したいと思っても簡単には引っ越せない。

というものでした。そして極めつけに

阿波の父

ローンって軽く言うけど、借金やからな。

何千万もの借金を背負うって、想像以上に重圧やぞ…

王道を歩いてきた父なら賛成してくれると思い込んでいたし

あわよくばちょっとお金を援助してくれるんじゃないかと甘い期待をしていた自分が、ものすごく恥ずかしくなりました。

『お金の大学』を読んだとき

違和感と、父の反対。悩みました。

そんなときに、以前から夫が読んでいたある本に出会います。

前回の記事「家計の見直し」でもご紹介した、『お金の大学』。そこには

「家について考えるときは、数字と感情をわけて判断しよう。

”マイホームを持つのが夢”みたいなのは感情で、

感情を別にして考えないと的確な判断ができないと書いてありました。

阿波むすめ

私のことやん・・・

ゾゾッとして、自分の甘さを暴かれていくようで恥ずかしくなりましたが、今こそ読まなきゃいけない気がして、読み進めました。

このようなことが書いてありました。

  • 売る時に、買った時と同等か、それ以上の金額で売れるなら、ローンを組んででも買う価値がある
  • そういう優良物件は、すでにプロの不動産投資家に回っているので、素人が買うのはむずかしい
  • 「家賃を払うよりマイホームのほうがお得」は不動産屋が家を売るための宣伝文句
  • 住宅は日々劣化するのに、ローン返済額は変わらない
阿波むすめ

わかっていたようで本当はわかっていなかったことがズバリ書いてある…

家買っちゃうと、私の幸せって遠のくかも…

そして決め手になった図がこちら。

私はどうやっても、No! のほうにしかいけませんでした。そして、

阿波むすめ

Yes!をたどると最後にある、「心を豊かにするための贅沢」ってなんだろう?

と考えはじめました。

📚二度目になりますが、本当におすすめなので、リンクを貼っておきます📚

「私と夫の幸せって何?」を初めて考えた

幸せは、人それぞれです。

阿波むすめ

私の幸せは、夫と何気ないことで笑って、おいしいものを食べて唸って、ワンコとこれから生まれてくる赤ちゃんを愛でて

「たのしいね」「おいしいね」「愛しいね」を夫婦で共有することです。

それと、経験を重ねて考え方に余裕が生まれたり、このブログみたいに新しいことを始めて世界が広がったり、素敵な人に出会ったりして、”成長を感じること” が幸せです。

これは夫も同じでした。だから結婚したんだなと思いました。

この幸せを維持するには、ある程度の経済的なゆとりが必要です。

そのための家計のやりくり。

お金に困ることがない状態にしておくことが心の余裕を生むんだと、お金のない時期を経験したからこそわかっていたはず。

阿波むすめ

マイホームを買って出費が増えると、家計のやりくりがむずかしくなって、きっと私は心の余裕がなくなる。

それがローン完済の70歳まで続いて、幸せだったって思えるかな。

私たちの答えは、ひとつしかありませんでした。

家は買わない。

出費をおさえて、心の余裕をもって

「たのしい・おいしい・愛しい」を夫婦で一生共有したい。

見積もりまで出してもらった仲介業者さんには申し訳なかったですが、事情が変わったことを説明し、辞退しました。

広い賃貸に引っ越す?

それでも、今の部屋が手狭であるという問題は解決していませんでした。

「じゃあ広い賃貸に引っ越す?」という選択肢もありましたが、なかなかいい部屋がみつからず。

せっかく私たち夫婦の幸せが何かハッキリしたのに、あまり気に入ってない部屋に数十万も出して引っ越すのは、価値がないことのように思えました。

「今の家で、収納を増やすほうが楽しい」に至る

そこで私たちは、原点に戻りました。

引っ越そうとしたのは、スペースがないから。

スペースがないなら、つくればいい。

  • クローゼットの中 → 断捨離

 (1シーズン着なかった服は捨てる。子どもの物との大切さを比べて決める)

  • 1人分の衣服しか入らないタンス → フリーラックとカゴにする

(子どもの物はどういう物が増えるかわからないので、物の形状によらず収納できるように)

  • 寝室 → ベッドを捨て、すのこ&マットレスにする

(ふとん・ベビーベッドどちらでも置けるスペース確保)

  • 紙媒体・写真 → データ保存

(スキャンしてPC,USBなどへ)

今後70歳までしばられる無謀な買い物をするよりも、今の環境をやりくりして十数万の買い物で済ませるほうがずっとお得だし

阿波むすめ

なにより、楽しかった!!!

家計の見直しをしたときもそうでしたが、生活の工夫をすることが楽しくて、ハイになってました☺

<ニトリのフリーラック>(3段と2段を並べて使っています) 

💡グラグラしない!ラックの色が部屋を明るくする💡

<カゴ>(ラック3段にはレギュラーたてハーフを並べて使用)

*「たてハーフ」は楽天市場にはなかったので、最寄りのニトリ店舗で購入しました。

今だからわかる賃貸のメリット

一周した今だからわかる、賃貸のメリット。

賃貸 🏢マイホーム 🏡
隣近所の環境が悪かったらすぐ引越せる売れないと
引っ越せない
エアコン・水道など設備の不具合がでたらオーナー負担で
新品交換
・修理
すべて
自己負担
建物が古くなったら新しい部屋に
引越せばいい
住み続ける
しかない
固定資産税払うことは
絶対ない
毎年、一生、自己負担

今だからわかる「夢のマイホーム」の正体

私の中の「夢のマイホーム」の正体はこれでした。

  • 「家買ったんだ~」と周りに自慢したい
  • 家に友達を呼んで、うらやましがられたい
  • 「ついにマイホームを持った」という勲章がほしい

つまり、見栄でした

もちろんそれを目標にすることはいいことだし、手に入れて幸せを感じることも最高だと思います。

家を買うことを批判するとか、そんな意図は全くありません。

阿波むすめ

自分にとって、家族にとって、幸せかどうか。

ゆとりを持てるかどうか。

今、マイホームを買うべきかどうか悩んでいる人は

自分の幸せってなんだろう、そのためには何が必要で何が不要なんだろうってところから考えてみてほしいです。

人生の一大事の選択、ちょっとでも参考になれば幸いです。

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