こんにちは、阿波むすめです。
いつかはやらなきゃと思いつつ、後回しになりがちな家計の見直し。
家計簿なんてつけたこともなく
あればあるだけお金を使っていた浪費家の私ですが
月66,000円の出費削減に成功しました。
そしてやってみて思います。
これはもう
出産前にやっておいたほうがいいことナンバーワンです!
出産に限らず、結婚したりして
お金を貯めたいなら避けては通れない道なのに
なかなか手が出ないですよね。
なのでこの記事は
- 家計簿をつけたことがない
- お金はあるだけ使ってしまう
- 面倒くさがり
浪費家で超面倒くさがりな私が
一体どうやって月66,000円もの家計の見直しができたのか
お話ししたいと思います
私が行った家計の見直し作業一覧
- 何にいくら使っているか書き出す
- Zaim(家計簿アプリ)でレシートを記録する
- 書籍や動画で知識と勇気を得る
- 固定費を減らす(格安SIMへ変更、保険を解約)
- 変動費を減らす(食費・日用品の買う回数を減らす)
- 月1回、前月の出費確認と翌月の予算決めをする
以下、詳しくお話ししていきます。
なぜ、出産前に家計の見直しが必要なの?
家計の見直しってよく聞くけど
なんで出産前に必要なの?
子育て費用は0~6歳で年間100万円前後かかります!
出費がこんなに増えるのに、収入は増えない💦
だから家計を見直して出費を抑えることが必要なんです
えっ、養育費ってそんなにかかるの⁈
びっくりですよね!収入を100万円も増やせませんよね。
だから家計の見直しは
出費を減らして養育費にあてるためにマストなんです!
家計の見直し=出費を減らすってことね。
具体的にどうやって見直すの?
何にいくら使っているか書き出す
何が出費で
いくら使っているのかをはっきりさせることで
減らす対象が何なのかを見つけます
その手段が、家計簿をつけること。
ちょっとこちらをご覧ください。

- 夫婦2人、小型犬1匹、東京23区賃貸マンション1LDK
- 火災保険は2年で18,000円のものを月割計算
- 所得補償保険と生命保険は、職場の団体保険に加入しているため割安
こうやって書き出すことで
減らす対象に目をつけていくことができるよ
家計の見直しに、家計簿をつけることが必須というのは聞いたことがあったけど
なぜ必須なのか理解していなかったので踏み出せなかったんですね。
Zaim(家計簿アプリ)でレシートを記録する
でも、家計簿ってめんどくさい💦
大丈夫!
超面倒くさがり&継続できない私が
不思議と続けられている家計簿アプリがあります!!

🔰レシートを読み取るだけで、費目ごとに記録してくれる🔰


- レシートじゃないものは手入力
- 有料機能もあるが、私は無料の範囲で問題なく使用中
- 同様のアプリ「マネーフォワード」より、レシートの読み取り機能はZaimのほうが断然イイ
溜めたレシートをひっぱり出してきて電卓を叩く作業とは無縁。
だいたいの傾向が分かればいいので
「ぜんぶきっちり記録しなくちゃ」
なんて思わなくて大丈夫
記録する前に捨ててしまったレシートなんてちょいちょいあります(笑)
書籍や動画で知識と勇気を得る
家計の見直し作業で
私たち夫婦が参考にした書籍などをご紹介します。
ちなみに、私は普段ほとんど本を読みません。
というか、読めないんです😅
そんな私が読めたものだけご紹介!
📚『貯金0円からのゆきこの貯まる生活』
🔰家計簿をつけたことがない人の土台作りにおすすめ🔰
月6万以上の出費を減らした主婦のゆきこさんが
家計簿のつけ方、食費節約術などを紹介してくれています。
書籍の中でご自身のことを
「ズボラ」「やりくりド素人」「浪費家」と言っていて
”そんな私でもできたやりくり”がリアルな目線で書かれています。
私は家計簿をつけたことが一度もなかったので
まずはゆきこさんのつけ方をマネしてみて
少しずつわが家流にアレンジしていきました。
今では毎月ストレスなく家計簿をつけています。
夫がある日「読んでみたら?」とこの本を渡してくれたのですが、
著者おなじくズボラ以下すべてあてはまる私は
最初はこれを読むことすら面倒でした😪
しぶしぶ読み始めると
私がすでに使っていた
”珪藻土バスマット”(洗わなくていいのでズボラにぴったり)を使っていたり
銀行・クレジットカード・ネット通販・ふるさと納税がすべて楽天ユーザーであるところなど
著者と似ている部分があったので親近感をおぼえ
スルスルと読めてしまいました。
ゆきこさんの「やらない家事をふやす」というスタイルも
私とかぶったので
家計簿以外のコラムもとても参考になりました💡
- ぜんぶ読もうとしなくていい
- 目次をみて、興味のある所だけ読む
📚『本当の自由を手に入れる お金の大学』
🔰固定費の見直しにおすすめ🔰
お金の勉強をしたことがある人ならご存知かもしれません。
著者は起業家で、失敗を繰り返してお金の基本から猛勉強し、成功した方。
そのノウハウを、私のようなごくふつうのOLがわかる&できる方法で解説してくれています。
読んで数か月経つ今もずっと頭に残っているのが、「みんなが得をする保険はありえない」という言葉。
なので、入るべき保険は「起きる確率は低いけど、起きた場合に大損失な場合」だけでいいというのが、本著の考えです。
無理にやめなくてよくて、自分が納得できたものだけやめればいいと思います。
🎦『医療保険は必要?』
🔰医療保険など、やめるのがコワイ保険を納得してやめられる🔰
上記『お金の大学』の著者が、シリーズで解説してくれている動画。
「本を買うのはちょっとな~」という方はぜひ、動画から見てみてください!
”マインドマップ”とよばれる図解と
わかりやすい&テンポのよい解説で
一本15分前後でサクサク見られます。
見たあとは
やめようか悩んでいたいろんな保険を
無駄な出費だとちゃんと納得してやめられました!
固定費を減らす
減らした固定費
わが家で実際に減らした固定費です。
費目 | before | after |
医療保険 | 6,400 | 解約 |
ペット保険 | 4,000 | 解約 |
所得補償保険 | 1,300 | 解約 |
スカパー | 4,400 | 解約 |
携帯電話 | 21,000 | 4,500 |
火災保険 | 750 (18,000/2年) | 75 (1800) |
合計 | 37,850 | 4,575 |
なんと、33,200円の削減に成功!
年じゃないですよ、月です!!
- 光回線をSoftbank光にする→「おうち割光セット」でひとり500円割引
- 電力会社を東京電力からSoftbankでんきに変更→「おうち割でんきセット」で ひとり100円割引
- 10分間通話無料。これ、めちゃくちゃ助かります。病院や会社など、LINE電話が使えない先への電話は、だいたい8分かかります。5分じゃ足りない。
- 機種は今使っているものでOK。私たちはちょうどバッテリーがもたなくなっていたので、アップルストアでiPhoneを購入。旧型ならY!mobileでも購入可。
①+②=ふたりで1,200円割引
賃貸の契約書を確認し
「指定の火災保険に加入」と書かれていなければ
のりかえOK。
わが家の契約書は
「指定の火災保険に加入。ただし他の火災保険に入るならその保険証券のコピーをだせばOK」でした。
保険商品は入れ替わりが激しいので
最新情報は両学長のサイトをチェックしてみてね
スカパーは、切迫流産の時期はたくさんお世話になりましたが
動けるようになってから見切れなくて
「それなら月1回、はま寿司食べたい!」と思い、解約しました🍣✨
あえて増やした固定費
増やしたのは夫の生命保険(掛け捨てタイプ)のみ。
子どもができたので保障を厚くしました。
保険金を 300万円 → 1000万 にあげたので
保険料が 350円/月→1,160円(+800円)にUP。
トータルで、固定費は32,400円の削減。
変動費を減らす
つづいて変動費はこんなかんじ。
費目 | before | after |
---|---|---|
食費 | 63,000 | 40,000 |
日用品 | 13,000 | 5,500 |
美容院代 | 13,000 | 9,900 |
合計 | 89,000 | 55,400 |
33,600円の削減!!
固定費とあわせると、66,000円!!!
- 安いお肉600g程度買い、3つの小分けにして冷凍
- 野菜や牛乳など生鮮品はなくなったらそれだけ買い足す
- 夕飯をすこし多めに作って、翌日のお弁当に
- 『楽天スーパーポイント』をお買い物マラソンで貯めまくり、楽天ペイでポイント支払い
日用品は『楽天西友ネットスーパー』で購入しています。
玄関まで届けてくれるので
重い物や量が多いときとても助かります。
月1回、前月の出費確認と翌月の予算決めをする
毎月給料日のあたりに、夫婦でおサイフ会議をしています。
おサイフ会議とは、前月使った出費の確認と、次月の予算決め。
前月までの出費の経緯をみて、費目ごとに「今月たぶんこれぐらいかかるよね」と予想して予算を決めています。
予算を決めておくと何がよいかというと
Zaimで日々記録をとっているので
「今月あとどのくらい使っていいんだっけ」と
買い物の前に確認できること!
予算オーバーしない自信がないよ💦
私も予算オーバーを繰り返していました。
おサイフ会議をひらき始めて数か月は
予算オーバーの連続だったので
毎回気が重かったですが
不思議なものでやっていくうちに
「予算に無理があったな」とか「次月はコレがかかるな」とか
感覚がつかめていきます♪
失敗しながらでいいんだね!
そのうち、予算内でクリアできるようになっていくのが楽しくなって
「今月はコレは我慢しよう」がそんなに苦痛じゃなくなります。
- 食費をツメツメにするとメンタルが削がれるので、自炊できるものは食べたいものを買う
- 持ち帰りは、その月の予算を見て食べたいときは買う
- 私はお金の計算が苦手なので、夫と協力して家計管理
贅沢したいときの対処
家計簿はつけられても、やりくりできるかなぁ…
もちろんいきなりはできませんでした💦
夫と付き合い始めた頃に、マメな夫に勧められるがまま
Zaimアプリに記録だけしていましたが
本当にレシートを読み取るだけで
今月いくら使ったかなんて振り返ることは一度もなく…。
結婚前に同棲を始めましたが、振り返りなんてせず、あればあるだけ使っていました。
家計簿をつけたり、おサイフ会議を始めたのは結婚してからですが、将来の貯蓄のことがメインで、養育費をどう工面するかなんて考えていませんでした。
でも今思えば、段階をふんで慣れてきました。
贅沢したくならないの?
なります!!
でも目の前に、出産・育児という大イベントが待っているので
「じゃあA5和牛のステーキ肉買って、家で焼くか!」と、自炊にすることで贅沢品を食べたり
おサイフ会議のときに、「今月はココの中華にどうしても行きたいから、他の予算削ってみよっか」と調整したり
決して欲をそのまま封印しないで、別ルートを見つけるようにしています。
我慢はぜったい続きません。
お金のやりくりは、欲のやりくり。
できない月はそれはそれでしょうがない、とあっさり諦めることも大事。
まとめ
- 家計の見直しは、養育費をまかなうためなので出産前にしておく
- 家計簿をつけるのは、減らす出費をみつけるため
- まずはアプリを活用して、出費を記録することに慣れる
- 人のマネから家計簿をつけ始めてみる
- 減らす出費をみつけ、まずは固定費から減らす
- 食費・日用品は買う回数と量を減らす
- 欲を封印したままにしない
始める前は相当気が重い家計の見直し。
”誰にも頼らず、夫婦のお金で育てていかなくちゃいけない命が生まれてくる”ということが、今回の見直しのきっかけになり、
いざ手をつけると、効果が見えてくるのがうれしい。それが続いている理由です。
あればあるだけお金を使っていた私が、「生活の工夫って、実は楽しいんだ」と思えるようになり、こうして人に伝えられるぐらいになりました。
気が重いその一歩の、あと押しになれればと願っています。
また別記事で、貯蓄(積立NISAなど)のお話しもしていますので、のぞきに来てくださるとうれしいです。
<参考>冒頭にお話しした、子育て費用の参考ページ (ベネッセ教育情報サイト)
最後までお読みくださりありがとうございました。